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ホノルルマラソン 11.01.26

 私の趣味のひとつにマラソンがあります。高校が皇居に近い場所にあったので、部活の練習で皇居1周マラソンをやらされたの最初のきっかけでした。皇居は1周5kmで、初めはとんでもない長い距離に感じましたが、慣れれば難なく5km走れるようになりました。当時は全力で走って22分くらいがベストだったと思います。部活内では比較的早い方でしたが、陸上部やテニス部のバリバリ体育会系の人には20分を切る人もいましたねえ。
 その後も思い出したようにジョギングはやっていたのですが、30歳をすぎた頃、たまたま一緒にお酒を飲んだ女性がホノルルマラソンに出たと聞いて、「こんな普通の女性(失礼!)にもできるんだ!」と思い、チャレンジすることにしました。(人間、この人にも出来るんだから自分だって!というのは強いモチベーションになりますね!)

 大学の後輩、先輩など何人かに声をかけて、3名のにわかサークルでフルマラソンにチャレンジすることにしました。「初マラソンはホノルルで!」というランニング雑誌のキャッチフレーズでその気になって、舞台はホノルルマラソンに決めました。高校を卒業して10年以上経ち、体力も落ちたと感じていた頃だったのですが、週に2〜3回走り続けると、皇居22、3分で走れるようになりました。これならフルマラソンなどチョロイと思いました。5km30分のペース設定で走る計画をたてました。フルに換算すると4時間13分。後半ペースが落ちても4時間半で走破!これくらいなら大丈夫だろうと、今思うと経験がないというのは恐ろしい話です。

 マラソンは午前5時にスタート。順調に走っていると、やがて太陽がのぼり気持ちの良い朝を迎えました。20Km通過は2時間で予定通り。しかし調子が良かったのはここまで。次第に足の痛みが襲ってきて、それは走れば走るほど悪化してきました。一度歩くとがっくりくると思い、ゆっくりであっても走るように持ちこたえていましたが、それもついに限界がきて、25km過ぎからは歩いたり走ったり。そして、歩く割合の方がどんどん増えてきました。日差しが強くなり、30度近い気温も体力を消耗させました。小柄な女性や年配の男性がどんどん抜いていき、こんな筈じゃなかったと口惜しい思いをしました。

 しかし、マラソンは結局自分との戦い!後半は歩いては走るの連続でしたが、最後の5kmは意地で走り続けゴールイン!

 タイムは5時間30分を軽くオーバーしましたが、その達成感は、苦しんだだけあってそれはそれは素晴らしいものでした。その後もフルマラソンを何度も走りましたが、あのときに感動を越えることはありませんでした。

 でも戦略的には失敗!あきらかに練習不足。マラソンブームの昨今は、月間200km、300kmなどと言われていますが、当時は月100kmも走っていなかった思います。

「失敗と書いて成長と読む」by 野村克也」

 これで、マラソンをやめてしまったら、残るものは少なかったと思いますが、しぶとく続けるのが二階堂流です。数ヶ月前からコツコツ練習を続け、月間200km走るような練習を続けると身体が軽くなって、どこまでも走れるような身体になり、結果が出ます。
 現在のベストは3時間38分。夢は市民ランナーでは上位5%くらいしか達成していない、3時間を切ること。今はとんでもない高いハードルに思えますが、かなえたい夢の一つです!。

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