こども

  • 軽度な人は小児のうちに治療を終えるよう計画を立てます
  • 中等度の人、重度の人もできるだけ小児のうちに治療を終える
  • 反対咬合や上顎前突など、あごの形に問題のあるケースでは顎整形力を用い、大人になったときの顔立ちにこだわります
  • 永久歯を抜かない治療

おとな

  • 目立たない治療、早く終えたい、審美性を重視したいなど、患者様のニーズに合わせた治療
  • むし歯にならない治療
  • できるだけ永久歯を抜かない治療
  • 永久歯を抜歯するときは過去に大きなむし歯があった歯をできるだけ抜歯する
  • 審美性を重視した仕上り
  • 一生使うことになるかみ合わせを重視した仕上がり
  • 後戻りのできるだけ少なくするための保定管理
  • 審美性の優れたクリアな保定装置を使用
  1. 1 どんな治療方法が可能か?

  2. 2 何年くらいかかるか?

  3. 3 費用はどれくらいか?

  4. 4 治療方針(プレ診断)と費用

  5. 5 開始時期は今が最適か、少し待った方が良いか?(とくに小児の場合)

  6. 6 転居に対応するか?

  7. 7 海外留学に対応するか?

  8. 8 希望に日時までに終了するか?

  9. 9 装置を一時的に除去可能か?

  10. 10 目立たない装置(ホワイトワイヤーやクリアブラケット、インビザライン、舌側矯正)で治療可能か?

  11. 11 子どもの矯正で治療可能か?

  12. 12 今すぐスタートした方が良いか?

  13. 13 保険矯正が適応できるか?

  1. 簡易検査と院長とのカウンセリング

    当院の初診相談は費用がかかりません。

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  2. プレ診断

    はじめての相談から、抜歯非抜歯の有無や、使用する装置の種類、治療期間など、治療計画について詳しく知ることができる、プレ診断を行っています。

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  3. 充実した内容

    口腔内スキャン(iTero)などの簡易検査のあと、具体的な治療の流れ、抜歯の有無など、複数の治療方法をご提示します。ご希望により治療後の予測が見られるAIシミュレーションもつくり、概ねの治療期間、治療費の総額もご提示します。

    せっかく来ていただいた患者様に、最大限の情報提供をすることを心がけています。カウンセリングでは、治療に関しては、院長自らが丁寧に時間をかけて説明します。

    まずは、現在の状態の把握、問題点のリストアップをします。お口の中の写真から現在の歯並びの状態、問題点などを説明します。とくに小児では今後どのような歯並びになるかを予測して説明します。レントゲン撮影では、上顎骨、下顎骨の大きさのバランス、上下前歯それぞれの傾斜の程度、E-line、小児では、今度の上顎骨・下顎骨の成長予測などを説明します。

    次に患者さんに適した治療方法を説明します。小児では非抜歯治療を基本に説明します。小学校高学年〜成人では非抜歯治療、抜歯治療などについて、それぞれのメリット、デメリットを説明します。

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  4. 所要時間 90分程度

    時間はカウンセリングだけで60分程度です。せっかく時間をつくって来院してくれた患者さんに、できるだけ多くのことを知ってほしいという気持ちでカウンセリングをします。今日説明できることを全部説明してから帰っていただこうと思っています。

    最後に矯正費用のお見積もりも提示いたします。ご希望の方には、そのあと精密検査(追加で20分程度)を行うことも可能です。

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こども

  • 小児で永久歯のデコボコや受け口・反対咬合が生じている方
  • 先天欠如(永久歯が生まれつき少ない症状)があるかどうか確認したい方
  • 保健所や、幼稚園・保育園・学校などの検診などで歯列・咬合・歯並び・咬み合わせの問題を指摘された方
  • 保護者の方の歯並びが悪いので子どもの歯並びも心配な方
  • 矯正治療を受ける必要があるか確認したい方
  • 矯正治療を受ける時期やや治療期間、費用などを確認したい方
  • 保険適用の矯正治療が受けられるかどうか確認したい方

おとな

  • 自分にはどんな治療法があっているのか、専門医の意見を聞きたい方
  • マウスピース型矯正装置で治療を受けられるか確認したい方
  • 舌側矯正装置(リンガル矯正)で治療を受けられるか確認したい方
  • 保険適用の矯正治療を受けられるか確認したい方
  • 自分の年齢で矯正治療を受けられるか確認したい方
  • 他の矯正歯科で初診相談したが、別の専門医の意見も聞きたい方
  • そのほか矯正治療に関する悩みや疑問を確認したい方

初診相談のご予約

遠方地域や他県から来院の方へ

予約時に遠方からお越しいただくことをお伝えください。
遠方から来院される患者さんには、同日に検査を行えるようアポイントを調整いたします。

1 初診相談(90分)

まず患者様自身が一番気になる、治療に関するご心配や疑問点などについてお話を伺います。そして多数の治療例も参考にしていただきながら、矯正治療全般についてお話いたします。患者様ご本人の写真を用いて具体的な治療シミュレーションを行い、ご説明をいたします。

また正しい咬み合わせ、口元のさわやかさ、咬み合わせと健康との関わり等についてもお話いたします。資料は御家庭でのお話合いのためお持ち帰りいただきます。

1 簡易検査

  • 口腔内スキャンによる撮影
  • 口腔内診査
  • レントゲン撮影撮影(1〜2枚)

症状や年齢に合わせて、横顔のレントゲン(セファログラム)パノラマレントゲンを撮影します。

たとえば、小児では先天欠如(生まれつき永久歯が少ない症状)や歯の生え変わりの確認のため、パノラマレントゲンを撮影します。成人では矯正治療による審美性の変化をご説明するために横顔のレントゲン(セファログラム)を撮影したりします。

3 矯正治療についての説明(プレ診断)

永久歯の抜歯の必要があるか、使用する矯正装置の種類、治療期間など、治療計画について詳しく知ることができます。 また症状によっては抜歯が必要かどうか、付加装置を使うことで抜歯を回避できるかどうかもご説明し、複数の治療法をご紹介いたします。

ご希望があれば、治療後の予測がわかるAIシミュレーションも作成し、治療期間や治療総額もご提示します。

  1. 初診相談(約90分)
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  2. 精密検査(44,000円 または 66,000円、約30分)

    ご希望の装置(外側ワイヤー矯正、インビザライン、舌側矯正など)や治療区分(こどもの1期治療、こどもの1.5期治療、永久歯の2期治療など)、抜歯・非抜歯のご希望などのアンケートを記載していただきます。
    そのあとレントゲン、口腔内スキャン(iTero)、写真などをとり、精密検査をおこないます。
    ※ご希望があれば、初診当日に精密検査を行うことも可能です。

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  3. 診断(0円、約30〜60分)

    治療方針についてご説明させていただきます。 マウスピース型矯正装置(インビザライン)では、具体的な治療内容をご理解いただくために、治療シミュレーションをお見せします。
    矯正治療費のお支払い方法は、一括払い・分割払い・デンタルローンなど豊富にご用意しております。

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  4. 追加の検査や歯みがき指導(1、2回程度)

    必要な検査や歯みがき指導を追加する場合があります。

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  5. 矯正治療の開始

    診断に基づき装置を準備して、いよいよ矯正治療の開始になります。

    1期治療
    10〜12才頃まで

    お口や歯並びの生え変わりと成長を見ながら治療を進めます。基礎工事、土台作りにあたる治療ですが、1期治療で終了できる場合もあります。

    使用する装置

    部分的な固定装置、とりはずし装置、部分的な外側ワイヤー装置、マウスピース型矯正装置(インビザライン)など

    動的処置

    1〜2ヶ月に1度来院 (約10〜30分/回)

    経過観察

    3〜6ヶ月に1度来院

    本格治療(2期治療)
    12才以降〜(約2年〜3年)

    永久歯の良い歯並び・咬み合わせを得るために、本格的な矯正治療を行います。

    使用する装置

    外側ワイヤー装置、マウスピース型矯正装置(インビザライン)、舌側矯正

    動的処置

    1〜2ヶ月に1度来院 (約10〜30分/回)

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  6. 歯の装置の除去(約30分)

    しっかり咬みあったら、歯の装置(アタッチメントやブラケットなど)を除去します。装置の付いていない状態になったら歯型をとり、2時間ほどお待ちいただいて、保定装置(リテーナー)を製作し装着します。
    当院では、取り外しが可能なクリアリテーナーをご提供しています。薄く透明な装置なので装着感が良く、後戻りしにくいのが特徴です。
    ※こどもの矯正治療では保定装置(リテーナー)が不要なこともあります。

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  7. 保定(2〜6ヶ月に1回、約10〜20分/回、約2年)(33,000円 約90分)

    きれいに並んだ歯ならびが後戻りしないように、歯のまわりの骨が固まるまで保定装置(リテーナー)を使い、経過を見ていきます。

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上の前歯2本と下の前歯2~4本が生えたばかりの時期です。

アメリカ矯正学会(AAO)では、7歳で矯正歯科医に見せることを推奨しています。
この時期に一度初診相談されることをお勧めします。

早期に治療が必要な場合もあります!

年中(4歳〜5歳)から治療開始がよい歯並びの症状

  • 交叉咬合
  • 反対咬合(受け口)
  • 指しゃぶりが原因の症状
    (開咬症、上顎前突)

中学生以下では原則的に保護者同伴が望ましいです。ご両親ともにご来院されても構いません。大切なお子様の治療についてじっくりと時間をかけてご説明いたします。

高校生以降であれば本人だけの来院でも構いませんが、2回目以降に一度保護者の方が来院する機会を作っていただけるようお願いしています。

不正咬合の原因が特定の先天疾病である場合や、あごの形に問題があり手術を併用した外科矯正治療をおこなう場合(顎変形症)を除いて、矯正治療は自由診療になります。

一般に矯正治療に保険適用されない理由

公的医療保険は、病気や怪我に伴う治療に対しては支給されますが、矯正治療には見た目などの審美的要素も含まれるため、原則として給付対象にはならないようです。

例えば、口元を美しく見せるために矯正治療を行うことがあり、こうした場合は審美目的になります。一方で、咬合の異常によってむし歯や歯周病、顎関節症などが引き起こされている場合は、治療目的であると言えます。 しかし、実際には美容目的と治療目的の線引きは難しく、現在は公的医療保険が適用されません。

学校の歯科検診では、むし歯や歯並びで治療が必要な場合は治療を促すように「歯科検診結果のお知らせ」の用紙が出しています。歯並びに要精検と出ていていも、自由診療になりますので、ご注意ください。

ただし医療費控除については、認められていますので、きちんと手続きをすると、矯正治療費の1割〜2割の還付をうけられることがあります。

痛みがある歯、歯科医院で早めの治療の必要性を指摘されている歯はもちろん優先して治療しておいた方が良いと思います。むし歯の治療と並行して、早めに矯正治療のご相談をしていただくことをお勧めします。

例えば矯正治療で抜歯する歯の歯科治療する必要がなかったり、補綴物を作った後に矯正治療で歯を移動し、矯正治療後にもう一度補綴物を作り直す必要がでるようなことを避けることが可能になります。

必要があれば一般歯科の先生にご連絡をとって、治療の方法について当院からお願いする場合もあります(連携治療)。

親知らずはまっすぐに生えず、むし歯や歯周病になりやすいため、抜歯しなければならないことが多いです。一方、他の永久歯に比べてお口の中に生えてから間もないので、むし歯もなく状態が良いことも少なくありません。

当院では矯正治療で永久歯を抜歯治療する場合に、できるだけ状態の悪い歯を抜歯する方針をとっています。たとえば過去に大きなむし歯を治療した歯を抜歯し、その代わりに親知らずを歯並びに取り込んできちんと噛み合うように整えることもあります。

ですから、矯正治療の計画が決まるまでは抜歯しないことをお勧めします。

矯正治療には多くのメリットがありますが、他の治療と同様に潜在的なリスクや副作用があることをご理解ください。 ただしすべてのリスクや副作用が発生するわけではありません。 ご心配な点などは、当院の歯科医師にご相談ください。

矯正治療の一般的なリスク・副作用

  1. 1 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間から1~2週間で慣れることが多いです。

  2. 2 歯の動き方には個人差があります。そのため予想された治療期間が延長する可能性があります。

  3. 3 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、矯正治療には患者様の協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。

  4. 4 治療中は装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、ていねいに磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。 また歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。

  5. 5 歯を動かすことにより歯の根(歯根)が吸収して短くなることがあります。また歯周組織(歯肉や歯槽骨)がやせて下がることがあります。

  6. 6 ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります(骨性癒着)。

  7. 7 ごくまれに歯を動かすことで、歯の神経が障害を受けて、歯の神経が壊死(歯髄壊死)することがあります。

  8. 8 治療途中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。

  9. 9 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。

  10. 10 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。

  11. 11 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整をする可能性があります。

  12. 12 矯正装置を誤飲する可能性があります。

  13. 13 矯正装置を除去する時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。

  14. 14 矯正装置を除去したあと、保定装置を指示通り使用しないと、後戻りが生じる可能性が高くなります。

  15. 15 矯正装置を除去したあと、現在の咬合に適合するかぶせ物 (補綴物) を再製作したり、むし歯の治療(修復物)をやりやなおす必要性が生じる場合があります。

  16. 16 あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。

  17. 17 治療後に親知らずが生えて、デコボコ(叢生)が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。 その場合再治療等が必要になることがあります。

  18. 18 矯正歯科治療は、一度始めると元の歯並びの状態に戻すことは難しくなります。

メリットⅠ

矯正歯科の目的は、歯並び、咬み合わせの改善にあります。さらに良好な咬合の維持することで患者さんのQOL(Quality Of Life)の向上を目指します。

  1. 1 歯科疾患の予防
  2. 2 あご骨の成長発育障害の予防
  3. 3 そしゃく機能の改善と維持
  4. 4 口唇閉鎖不全の改善
  5. 5 発音の改善
  6. 6 顎関節と咬合との調和
  7. 7 体のバランスや運動能力の改善
  8. 8 一般歯科治療を行うために必要な歯の移動が可能になる

メリットⅡ

矯正歯科治療をすると、性格がポジティブに向かう傾向があるとされています。ともすると、わたしたち矯正歯科医は、歯並びや咬み合わせの改善、さらには副次的なその予防に目を向けますが、矯正歯科を受診する患者さんの多くは外見の改善に大きな価値をおいています。わたしたち矯正歯科医は、患者さんが健康で美しい外見を求めることを後押ししています。

リスク

  1. 1

    う蝕、歯肉炎、歯周炎

    長期的な矯正装置の装着によって、歯の磨き残しから生まれるリスクです。

  2. 2

    治療期間の延長

    1.成長予測の困難性

    顎骨の成長予測は難しく、成長発育の量や方向およじ時期を常に考慮し治療を行う必要があります。この判断を誤ったり、予想外の成長発育が起こった場合、治療期間が長くなることがあります。

    2.不適切なメカニクス

    歯の移動を行う際、選択される矯正装置の力が適切なものでなければなりません。計画どおりに歯の移動をコントロールできず、結果として治療期間が長くなり、歯に負担(う蝕、歯根吸収)をかけてしまうケースがあります。

    3.患者の協力不足

    定期的な来院、口腔ケア、矯正装置の使用等において患者さんの協力が得られない 場合、治療の中断や延長を余議なくされる場合があります。

  3. 3

    歯根吸収の発現

    ある程度の歯根吸収は発現しますが、適正な矯正力による歯根吸収は修復され、最小限に留めることができます。また歯根吸収を引き起こすような矯正力をかけることはできるだけ避けるようにします。

  4. 1

    歯肉退縮

    矯正歯科治療に伴い、歯肉の退縮や付着歯肉の喪失を生じることはあります。このような現象は、歯を支えるための歯槽骨がなく、角化した付着歯肉がほとんどない場合に特に頻繁に認められます。歯肉退縮を認める歯については、治療を開始する前に付着歯肉を増大して歯肉を上げるなどの処置を考慮します。